2010-12-04

Dwight Family Gathering 2010


今日はNGOのスタディープログラム歴代参加者のアルムナイ会で企画する年1回のギャザリング・ランチパーティーを開催した。春に立ち上げたこのアルムナイ会は、プログラムを企画・運営するドワイト・クラーク(Dwight Clark)さんの名前にちなんで、Dwight Familyという愛称で呼ばれている。このファミリーを繋いでいるプログラムが、東南アジアをフィールドとするSoutheast Asia Program (SEA) と Burma Program (Burma) で、ドワイトさんが創設したスタンフォード大学内非営利教育機関Volunteer in Asia (VIA) にて1991年にスタートした。彼がVIAを引退した後もこれらのプログラムだけはスピンアウトして、2004年からはドワイトさんが新設した非営利教育機関Learning Across Borders (LAB) で運営されている。僕も2001年に初めてプログラムに参加して以来、運営サイドに参画させて頂いていて、現在もLABのアソシエイト・ディレクターとしてプログラム・マネジメントの支援に携わっているという経緯となる。

SEAプログラムのフィールドはタイ・マレーシア・シンガポールの3ヶ国、Burmaプログラムのフィールドはミャンマーの3都市で、いずれも現地で何が起こっているのかについて政治・経済・文化など多面的な観点から体感的に学んでいくという大学生対象のスタディープログラムである。そのため、参加者の関心領域や参加志望理由も様々で、このダイバーシティがお互いを激しくインスパイアしていく。結果として、スタディープログラムから学びを得たアルムナイは、非常に強いモチベーションとともに多方面に活動領域を展開していくのである。1991年から現在まで毎年開催されているプログラムのアルムナイは500名以上に達しているが、実際、それぞれの活動領域は実に多岐にわたっている。アルムナイは、中央省庁、国際協力機関、商社、金融機関、コンサルティングファーム、監査法人、法律事務所、テレビ・ラジオ局、出版社、新聞社、広告代理店・・・などあらゆる領域をカバーしているのである。

それゆえ、いつもアルムナイのみんなに会って話が尽きることはなく、僕は毎回新たな刺激を受けている。そして、どれだけ年次が経過しても、東南アジア諸国の現地で一緒に学んだ共通体験がお互いの体の中に色鮮やかに息づいていることを感じずにはいられない。「あのとき現地の村の修道院で教育事情を見て以来、途上国の教育分野で何か貢献したいと思って活動を始めた」「あれがきっかけでアジアの文化そのものに興味が沸いて、アジアに関わる仕事に就いた」など、アルムナイからは今もそんな声を本当によく耳にする。机上で学びを広げられることは勿論素晴らしいことであるが、世界という現実社会で体験を通じて学びを得られることは途轍もないインパクトをもっていると思う。何事もやってみなければ分からない!だから、Just do it!! そして、I'm lovin' it!! この世界を体で感じる様々な体験機会に溢れた社会を創りたい。そんな想いが僕の構想の中で重要なセオリーになっている。