2011-05-18

朝日新聞掲載記事


朝日新聞神奈川県版「政経塾30年のイズム」の企画で取材頂いた記事が掲載された。3日間にわたって松下政経塾卒塾生の姿を紹介する記事で、僕自身は“職業の枠を越えて自由に活動する人物”としてご紹介頂いた。1979年に設立された松下政経塾の歴史は今年度で32年目を迎えており、これまで様々な卒塾生を輩出してきた。ただ、卒塾生の総数については正確に知られていない。30年超で約250人。これを伝えると想像以上に少ないと驚かれることが殆どである。毎年入塾選考を通過するのは平均8人前後で、実際、自分の同期も8人。250人ながらも各方面で塾の名が知られるようになったのは、偏に卒塾生がそれぞれの志の実現に向けて活動に邁進しているからだと思う。その内、政治分野が40%、経営分野が30%、研究分野が15%、その他15%。数値で見れば、文字通り、政経塾になっていることが分かる。この分類で言えば自分はその他を突き進む一人で、その観点から今回の紙面に登場したことになる。

自分自身は成し遂げたいビジョンを具現化していくことにこそ価値があると考えているため、実現手段は柔軟にあってよいとの立ち位置をとっている。ビジョンと達成手段の整合性は勿論、時代環境や適性や縁などの変数を想定して考えれば、むしろ実現手段は柔軟であるほうが自然である。だからこそ、自分のビジョンの実現に向けてワクワクしながら活動に取り組んでいきたい。結果的に、それが構想を実現する粋な道のりだと思っている。日本人は特に人を記号化して一括りに批評したがる傾向が強いが、それはアフリカの現地に行ったことのない人が各国の違いをバッサリと見落としてアフリカ人は云々と一括りで語り始めるのと同値。様々な組織に様々な人々がいるように、卒塾生の生き様も多様なのである。松下政経塾を一括りに論じるメディアが多い中、多面性を伝えようと真摯に取材を進めてくれた朝日新聞記者の川上さんに感謝したい。今後の新たなるイズムに芯のある多様性を刻む一翼となれば幸いである。