JFN:社会学者の開沼博さんとの対談


半蔵門のスタジオに足を運び、全国ネットFMラジオ番組 JFN "ON THE WAY ジャーナル WEEKEND" の番組収録を行った。有識者を招いて時代の視座を探るインタビュー番組で、今回のゲストは社会学者の開沼博さん。自身にとっては、9年前に一緒にミャンマーを旅した友人でもある。その著書『フクシマ論』で毎日出版文化賞を受賞したことでも広く知られる開沼さんは、先月、ダイヤモンド社から『漂白される社会』を出版。売春島、偽装結婚、ホームレスギャルなどを取り上げながら現代日本の闇に隠された真実に迫り、先入観と偏見で見過ごされた矛盾と現実を描いている。まさに漂白される現代社会についてお話を伺った。

幾つもの偶然が重なり、今回は番組のお陰で嬉しい再会となった。開沼さんとは、2004年、まだミャンマーが全く注目されていない頃、NGOのスタディープログラムでヤンゴン/マンダレー/バガンを一緒に旅したのが始まり。当時、開沼さんは大学2年、自分は松下政経塾2年という境遇で、旅の道中ではルームメイトだったこともある。将来は研究者として活躍していきたいと話してくれていたことも鮮明に覚えており、まさにそのビジョンを体現されて今日このように対談の機会に至ったことは本当に感慨深い。そんな開沼さんのお話を伺った番組は今月下旬にオンエア。

9年前(2004年)のミャンマーでの秘蔵写真